織部三日月中皿でさくら温麺
東京では桜が満開ですね。週末はお花見にお出かけの方も多いことでしょう。仙台に桜の便りが届くのはあと10日ほどかかりそうです。待ち遠しくて“さくら温麺”でちょっぴりお花見気分を味わいました。
“温麺”と書いて“うーめん”と読みます。仙台よりちょっと南の白石市の特産です。その昔、胃病を患う父親に、旅の僧侶から油を使わない麺を教えられ、父親に食べさせたところ、病気が回復したという言い伝えがあります。病人でも食べやすいようにと長さも普通の麺の半分ほど。そんな息子の温かな思いを伝え聞いた領主様が“温麺”と名づけられたとか・・・
近頃なんだか力の出ない私にぴったり・・さくら温麺には桜葉のパウダーが練りこんであります。桜の花の塩漬けものせて、ほのかな桜の香りを楽しみます。だからあえてお薬味はなしで。
3月20日に我家の老ニャンコのジュリが旅立ちました。もう少しで19歳のおじいちゃんニャンコ。19年のうち、16年を亡くなった妹のよき相棒として暮らし、残りの3年は私たち家族の宝物でした。
日ごとに病状が悪化する妹の看病に、精神的に参ってしまいそうな時もジュリがいたからがんばれた。妹が亡くなったあと、悲しみのふちから這い出せたのも、ジュリがいてくれたからだよ。本当にありがとう・・
“おとうさんもおかあさんもおねえちゃんも、もう大丈夫だよね。ぼくママ(妹)のところへ行くよ”
ウン、ウン・・ダイジョウブ・・・
今まで本当にありがとう。これからはママのことよろしくね。またふたりだから淋しくないね・・
母は気丈に振舞っているけれど、ぼんやりと肩を落とす父は、なんだかひとまわり小さく、年をとってしまったよう・・
ジュリの小さなお墓にクロッカスの花を植えました。
春になったら帰っておいで。来年も再来年もずっとずっと・・・
そしてまたいつか会おうね・・ジュリ。
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